こんにちは!ドギーです。
今日はIT業界の中でももっとも皆さんが身近であろう、インターネット業界について紹介します。
インターネット業界というか、ネットサービスという方がしっくりきますね。
インターネットが当たり前になり、今や使わない日がないLINE、Twitter、Instagram、それらすべてネットサービスです。
そんな我々にとって欠かせない存在であるインターネット業界、ネットサービス業界とはどのような業界なのでしょうか。
インターネット業界の特徴
まずはインターネット業界の特徴について説明します。
我々がスマホを持つようになってから急速に身近なものになったインターネットですが、それを扱う業界はどのような業界なのでしょうか。
インターネット業界でやっていることの概要
インターネット業界といったらこれという代表的なサービス形態をいくつか紹介します。
SNS
ユーザー同士が交流できるプラットフォーム。LINE、Facebook、Twitter、Instagramなどがある。
オンラインショッピング
商品をインターネット上で購入できるサービス。例えば、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどがある。
ビデオストリーミング
映画やテレビ番組などの動画をストリーミング配信するサービス。例えば、Netflix、Hulu、YouTubeなどがある。
メディア
人々に情報を発信するサービス。例えば、スマートニュース、グノシー、食べログなどがある。
クラウドサービス
データをインターネット上で管理、処理、保存するサービス。例えば、Google Drive、OneDrive、Dropboxなどがある。
このように分けてみましたが、実際聞いたことのあるサービスが多いのではないしょうか。
インターネットは業界問わず幅広く活用されている技術のため、どこからがこの業界というのが難しいところではありますが、サービスの提供方法が主にインターネットであるものをまとめました。
インターネット業界のビジネスモデル
インターネットは幅広く活用されていて、身の回りにネットサービスがあふれていることが分かりました。
そんなインターネット業界のビジネスモデルを以下にまとめました。
皆さんが思いつくインターネットの企業は上記モデルに当てはまっているでしょうか?
ちなみに、それぞれ具体的には以下のような企業があります。
戦略モデル:paypay、楽天銀行・証券
コマースモデル:楽天、Amazon、メルカリ
メディアモデル:SmartNews、abema
サブスクリプションモデル:Amazon Prime、NETFLIX、Adobe
インターネット業界の始まり
この章は息抜きコーナーです。笑
日々の就活、転職活動で疲れているみなさんにちょっと話したくなるインターネット業界の成り立ちについてご説明します。
また、ここでの情報は以下をもとにまとめています。
総務省|令和元年版 情報通信白書|インターネットの登場・普及とコミュニケーションの変化
インターネットの誕生
まず、インターネットという技術は1969年にアメリカの4つの大学・研究機関によって実験が始まりました。
日本では1984年、東大・東工大・慶応の3大学でネットワークを結び実験が開始され、最終的に約700の機関まで広がったのが始まりです。
そして、1992年、日本初の商用インターネットサービスプロバイダ※IIJが誕生し、一般の人でも使える環境が整い始めました。
インターネットサービスプロバイダとは、インターネットに接続できる環境を提供する事業者のことです。頭文字をとってISPと呼んだりします。
例えば、ドコモnetやYahoo!BB、GMOとくとくBBなどがあります。
普及するインターネット
インターネットが広がったきっかけの一つに1995年、最初からインターネットの機能が備わったPCであるWindows95の発売があります。
その後1990年代後半からきっとみんな聞いたことはある「2ちゃんねる」ができたり、掲示板・ホームページが次々と生まれました。
ちなみに筆者の父親はWindows95を買った、まさにインターネットに食いついた人でした。
Web2.0時代の到来
2000年代に入ると、それまでつながりにくいことがあった回線も徐々に安定し始め、事業者間のルールも整備され、競争が激しくなりました。
2005年くらいにはブログやSNSが誕生し、まさにWeb2.0時代の到来、「アメーバブログ」や「mixi」「GREE」などはこの頃に誕生したサービスです。
それから2010年になると、スマホ利用者数がパソコン利用者数を抜き、モバイル時代に突入していきます。
スマホの利用時間が増えることで、インターネットの利用時間も一緒に増え、次々に新しい技術、サービスが生まれ、現在に至ります。
業界の市場規模
まず、インターネット業界の2020年の市場規模は約2兆円となっています。
どうでしょう、そもそもどこまでをインターネット業界とするか、という意見もありますが、経産省の基準だとこうなるとのことです。
日本国内なのでそれくらいか~と感じますが、この数字は伸び続けている最中の数字ですのでいい数字です。
現状
世界的に急速なデジタル化が進み、インターネットは現代で生きていくうえで欠かせないものとなっています。
それは個人の生活もそうですし、企業の経済活動でも絶対にかかせません。
そんな業界なので現在も安定しつつ、これからも伸びていく市場といえます。
数字で見ても、2021年の日本のインターネット広告市場は前年比8.1%増の3,518億円となっています。
ただし、技術の進歩もめまぐるしく、競争が激しい業界であるため、数年後の未来ではまるっきり違う世界かもしれないという考えは必要だと思います。
今後の展望、これから
今後もインターネット市場はどんどん伸びていくでしょう。
特にオンラインビジネスの普及により、クラウドやAI、IoT、5Gなどを活用したサービス開発や提供が盛んになると予想されています。
しかし、現在でもブロックチェーン技術にともなう暗号資産、NFT、さらにはAI技術を活用したChatGPTなど、新たな技術を活用したサービスが次々と誕生しています。
この業界はとにかくスピードが速いため、取り残されないようにする必要があります。
売上高は年々増加傾向ですが、やはりスピードについていけるかどうかが業界で生き残るカギとなります。
業界内カオスマップ
ここまでインターネット業界について解説してきましたが、より具体的にイメージしやすくするため、業界のカオスマップを用意しました。
筆者の独断と偏見で作ったので、この企業がないなどのリクエストがありましたらお寄せください。(追加する気になったら追加します笑)
それぞれ以下のように記載しています。
上:代表的なサービス
下:運営企業
いざ実際に見てみると見にくいかもしれません、すみません。
しかし、これで実際にイメージがついたのではないでしょうか。
まとめ
最後は雑な感じになってしまいました。
今回は時間の都合もあり、平均年収を書いていません。
一番の理由としては、会社によってピンキリすぎるためです。
年収が高い企業もあれば、他の業界と比べても年収がかなり低い企業もあります。
しかし、業界が活気づいていることもあるのか福利厚生でユニークなものがあったりするので気になった方はぜひ調べてみてください。
ありがとうございました!